サジェストや関連キーワードでいまいち仕組みがわかりにくいのがグーグルの関連キーワード。今回のコラムでは最新のグーグルの関連キーワードの仕組みを解説します。
キーワードによって更新頻度がバラバラ
Googleの関連キーワードは、更新頻度が非常に少ない上、キーワードによってばらつきがあります。平均的には年に2〜3回の更新のため、半年間対策を行って削除できるかどうか、というケースが多いです。非表示対策は必然的に長期にわたる対策となりますので、コストは割高となってしまうこともあります。特に個人名などの場合は、検索ボリュームがほとんどないためか、Googleが更新する必要はないと判断し、更新がほとんどないケースも多いです。
PCとスマートフォンで表示個数が異なる
Googleの関連キーワードは、PCでは10個、スマートフォンでは12個表示されます。スマートフォンは正確にはページ途中に4個、下部に8個です。しかし、PCの関連キーワードはおそらく今後、スマートフォンにあわせて12個になるのではないかと考えております。直近でPCの関連キーワードの表示形式が何度も変更されているのをサジェストプロでは確認しています。
表示数は違うけど、表示内容は同じ
表示される数は違えど、PCとスマートフォンで表示されるキーワードは同じです。PCは10個なのでスマートフォンの11,12番目はスマートフォンにしか表示されませんが、何かの拍子に順位変動が起こると、PCの方にも表示されることがあります。
検索されているキーワード以外にもWebサイトに引っ張られる
検索されやすいキーワードが表示されやすいのはサジェストと同じですが、Webサイトにも引っ張られることが多いです。例えば、会社名で検索したときにブラックが表示される場合は、ブラックというキーワードが含んだサイトがネット上にないかチェックした方が良いでしょう。
ネガティブワードの削除申請にGoogleは基本的に応じてくれない
Googleに関連キーワードの削除依頼を出すことも可能ですが、ほとんどのケースで削除されません。Googleは公平性を求めているため、仮にブラックという表示がされていても、個人的な貴重な一意見だろう、と判断し、削除には応じてくれません。違法性があるケースなどは削除されることがあるため、あまりにも内容がひどい場合は、弁護士を通じてGoogleに削除申請を出してみることをおすすめします。
まとめ
Googleの関連キーワードは非常にやっかいです。関連キーワードにネガティブなワードが表示されてしまっている場合は、まずはサジェストプロまでお気軽にご相談ください。